最近のSEOは「品質担保ガイドライン」が全てを語り「高E-A-T」が大事らしい。
2019/04/18
先日、昨今のSEOトレンドに関する勉強会があったので参加しました。 過去にSEOの常識だと思っていた内容も少しずつ変化していたようでしたので、 自分の理解も含めてまとめてみました。

そもそもユーザーってどういう時に検索をすんの?

基本的には各々のニーズの則って検索という手段をとる。
考えられるケースとしてはこんな感じ。
- モノがほしいとき - To Bay
- どこかにいきたいとき - To Go
- 何かをやりたいとき - To Do
- 何かを知りたい - To Know
捉え方を変えると、
このような感じの考え方もできる。
- 「行動を起こす」ために「情報を得たい」
これをもう少し分解して考えると、
「行動を起こしたい」の中に含まれるであろう抽象的な行動としては、「買いたい」「行きたい」のようなニーズが考えられるが、
「情報を得たい」の中に含まれてそうな情報としてほしいニーズは、「知りたい」の中にも、「(買う前に)知りたい」「(行く前に)知りたい」「(やり方を)知りたい」など、行動を起こしたいの前に、事前に情報を得たい。「行う前に知りたい」というニーズにつながっている。
検索種類と検索結果の違いを意識しよう

ユーザーが検索する時の「検索キーワード」
これも、ユーザーがどういったニーズを持っているのかによって、調べ方・キーワードが変わりますよね〜という話。
- モノの名前
- 行きたい場所の名前
- 居酒屋の情報
- 美味しい食べ物を知りたい
これらを調べる時にも、検索時に入力するキーワードが変わるはず。
Google側もクエリの種類(ユーザー要求)を察知して、そのユーザーが購買行動を行いたいのか情報を求めているのかを判断して検索結果で返す内容を変化させている。
事実として「買いたい + 購入前に知りたい」という内容のクエリで検索した場合は「情報 + EC(アフィリエイト)」のサイトが上にヒットする。
ちなみにここで表示される内容は、大手系のECサイトに偏っている傾向がある。
- 例 : ZOZO / 楽天 / アマゾン / 無印 / マルイ
他にも「旅行したい」系の検索クエリだと「旅行予約サイト」「旅行情報サイト」などが強く出てくるが「予約」のように金銭が絡むコンテンツはECと同様にほぼ大手のサイトが独占。
情報系サイトのように予約はできないが、情報展開しているというアフィサイトはいくつか出てくる。
また、単純に「知りたい」という情報に関しては、運営者が専門機関である事を担保されているサイトが検索結果として表示される傾向が多い。
検索結果の違いは、なぜおこるのか?

こういった検索結果の違いはなぜ起こるのか?
Googleでは、ユーザーが検索する際に、
- Googleの検索結果の品質が良い状態か?悪い状態か?
- Googleが考える良いものが、さらに良くなっていくための教師データ
- 人が良いと思うものが、さらに良くなるためのアルゴリズム・教師データ
を考えていて、これらをユーザーの行動を元に分析する事で「ページやサイトの品質判定」「ニーズーにマッチしたページサイトなのか」を判断しており、検索結果で表示するコンテンツがデタラメな品質のものを表示しないため、Google側で「品質評価ガイドライン」というドキュメントを展開している。
- SEOで一番大事な情報は「Google 品質評価ガイドライン(英語)」に全て記載されている。
この「品質評価ガイドライン」では「Googleが考える高品質」の定義について説明しており、下記のような事に触れている。
- 高い専門性 / 権威 / 信頼性があるか?(後述)
- 内容がわかりやすい、わかりやすく有用なタイトルとなっている
- 満足なウェブサイト・運営元(責任の所在)
- Webサイトの創作者の評判が良い
購買行動を行おうとして検索した際に大手が表示されるのも「社会的な信用度が高い会社から、ユーザーがちゃんと買えるように」するため
高 E-A-Tについて

ちなみに「高い専門性 / 権威 / 信頼性があるか?」という所。
「専門家が専門的な知識を持ち、適切なエビデンスを元に発信されている事」と定義されており、
- Expertise(専門性があること)
- Authoritatireness(権威があること)
- Trustworthiness(高い信頼性があること)
この3つの頭文字をとってE-A-Tと呼ばれている。
専門家以外は情報発信できないのか?

という事は、高E-A-Tじゃないとコンテンツをユーザーに届ける事ができないの?専門家以外は発信できないの?という疑問が出てくる。
これに対してGoogleは下記のように言っている
- 「 日常で起こる事に対して、己の人生経験を元に発信している情報」に関しては「人生・日常の専門知識」がある人と判定した評価を下す
(これに関しては、わかりやすい例を上げるとアンジャッシュの渡部さん。あの方はなにかの専門家というわけではありませんが、己の人生経験を元として美味しいお店を紹介していて、実際に適切な評価をされている。)
YMYLという領域
しかしながら、YMYLと呼ばれているカテゴリの情報に関しては上位表示させる事が意図的に厳しくされている。
これは、Your Money Your Lifeの略で、ユーザーのお金や生活にダイレクトに関わってくる情報。
具体的には、下記のカテゴライズの情報が該当。
- ショッピング
- 金融取引
- 財務情報
- 資料情報
- 法的情報
- 重要なニュース記事
- 公的・公式な情報ページ
こういった医療・金融に関するコンテンツに関しては、間違った情報をユーザーに提供した場合に生活や命に関わる危険性があるため、評価基準を厳しくして、高E-A-Tなものを要求するようにしている。
雑感
あらためて説明されると「なるほど確かに」と納得できる勉強会でした。
ここ普段、自然にやりすぎて全く意識していなかった「検索」という行動を改めて考えさせられる良い機会になったので、今後、情報発信系のメディアなどを作成する際はこれらの情報を意識していきたいと思います。